
円仁会株式会社の上村です。
これまで私たちは、事業を成長させ、売上と利益を着実に積み上げることを経営の中心に据えてきました。
事業基盤を築くうえでは、このPL(損益計算書)を軸とした経営は欠かせません。
お客様に価値を提供し、利益を生み出し、その利益を次の成長へとつなげる。
この積み重ねが、現在の事業の土台をつくってきました。
しかし、企業が次の成長ステージへ進むためには、利益を伸ばすことだけでは十分ではありません。
これから私たちが重視するのは、「企業価値をいかに高めるか」という視点です。
そのためには、限られた経営資源や資本をどのように配分し、将来の成長へ結び付けていくかを考える必要があります。
つまり、PL思考からBS(貸借対照表)思考への転換です。
利益を生み出すことはもちろん重要ですが、それと同時に、
- その投資は将来の企業価値につながるのか
- 資本をより効率的に活用できているのか
- 持続的な成長を支える経営基盤を構築できているのか
といった視点を持ちながら意思決定を行うことが、これからの経営には欠かせません。
人材への投資、M&A、資金調達、組織づくり、DXへの取り組みなど、あらゆる経営判断において、「利益はいくら出るか」という短期的な視点だけではなく、「企業価値の向上につながるか」「資本効率を高められるか」という中長期的な視点を加えていきます。
企業価値とは、単に企業規模や売上高を指すものではありません。
持続的に成長できる事業構造、再現性のある組織、優れた人材が活躍できる環境、そして社会から信頼される企業であること。その積み重ねが企業価値を形成すると考えています。
本日、社内に向けて「企業価値経営」の推進を発表しました。
これは経営陣だけの取り組みではなく、社員一人ひとりの意思決定や行動にも関わる新たな経営方針です。
事業規模の拡大だけを目的とするのではなく、持続的な成長と企業価値の最大化を目指す。その考え方を組織全体で共有し、より強い経営基盤を築いていきます。
私たちはこれからも、利益の積み上げだけではなく、企業価値そのものを高める経営を実践し、長期的な視点で社会に必要とされる企業を目指して歩み続けます。