
円仁会株式会社の上村です。
訪問看護ステーションを開業する際、多くの方が採用や営業体制の構築に意識を向けます。もちろん、それらは事業を軌道に乗せるうえで重要な要素です。
しかし、長く安定した組織をつくるためには、「医療者が将来を見据えて働き続けられる環境」をどのように設計するかという視点も欠かせないと私たちは考えています。
その取り組みの一つとして、約1年前からケアマネジャー資格取得支援制度を導入しました。
この制度では、ケアマネジャー試験の受験料だけでなく、合格後に必要となる実務研修費用も含め、約10万円を会社が補助しています。(※2026年6月時点の制度)
2026年現在、まるっとけあ訪問看護ステーションでは、在籍する医療者の約5%が次回のケアマネジャー試験への挑戦を予定しています。
挑戦するスタッフからは、

「将来も医療・介護の現場で長く活躍したい」
「キャリアの選択肢を広げたい」
「地域により幅広い形で貢献したい」
といった前向きな声が多く聞かれます。
🌱 看護師として経験を積む。
🌱 理学療法士(PT)・作業療法士(OT)として専門性を高める。
🌱 そして将来はケアマネジャーとして、新たな立場から利用者や地域を支える。
このように、年齢やライフステージの変化に合わせて役割を広げられる環境を整えることも、経営者の重要な役割の一つだと考えています。
訪問看護ステーション経営では、「採用すること」がゴールではありません。
スタッフが継続して成長できる環境を整え、その挑戦を制度として支えることが、組織の持続的な成長につながります。
人材育成を個人の努力だけに委ねるのではなく、会社として仕組みを整え、安心してキャリアを描ける環境をつくること。それが結果として定着率の向上や組織力の強化につながり、地域から信頼される訪問看護ステーションづくりにも結び付いていくと考えています。
これからも私たちは、採用だけではなく、人材育成やキャリア支援の仕組みづくりを通じて、医療者が長く安心して活躍できる組織づくりに取り組んでまいります。