
円仁会株式会社の上村です。
今回はケアマネジャーが専門業務に集中するための新たな役割設計「パラケアマネ」構想についてについて、お話します。
当社ではこのたび、
「パラケアマネ」
という新たな役割の構想について、社内で方向性を合意しました。
パラケアマネとは、ケアマネジャーの業務のうち、
ケアマネジャーでなければ担えない業務以外の周辺業務や事務的業務を支援・代行する役割です。
目的は、ケアマネジャーが本来注力すべき専門業務に、より集中できる体制をつくることにあります。
この発想のヒントになっているのが、**パラリーガル(paralegal)**という考え方です。
パラリーガルは、弁護士を支える法律専門スタッフとして、文書作成補助や資料整理、調査、準備業務などを担います。
同様に、介護の現場においても、専門職が専門性を発揮するためには、業務全体を分解し、役割を適切に設計することが重要だと考えています。
ケアマネジャーの業務には、制度上・専門性上、本人でなければ担えない業務がある一方で、周辺業務や事務作業、各種調整など、役割分担によって効率化できる領域もあります。
そうした業務を整理し、支援機能として設計することで、以下のような効果が期待できます。
- ケアマネジャーが専門業務に集中しやすくなる
- 業務負荷の平準化につながる
- 働きやすい環境整備を進めやすくなる
- 組織としての再現性ある運営モデルをつくりやすくなる
本日、社内で打ち合わせを実施し、今後は人員配置の検討とテスト導入を進めていく予定です。
当社ではこれまでも、待遇面だけでなく、日々の働きやすさや業務設計の改善を重ねてきました。
今回の取り組みもその延長線上にあります。
働きやすさは、気合いや善意だけで実現するものではなく、
役割分担や業務設計といった構造によって支えるものです。
今後も、現場で働く専門職が力を発揮しやすい体制づくりを、着実に進めていきます。