
円仁会株式会社の上村です。
今回はケアマネの仕事を、ケアマネに集中させるためにについて、お話します。
午前中、ケアマネ事務所で皆さんの仕事の様子を見ていたときのことです。
いくつかのやり取りを見ていて、「あれ?」と感じる場面がありました。
電話やメールでの連絡業務です。
例えば、こんな内容です。

「月曜日の○○時は空いていますか?」
「視察させていただくことは可能でしょうか?」
こうした連絡が、想像していた以上に多く、
ケアマネジャーの時間がかなりの割合で調整や連絡業務に使われていることに気づきました。
そこで、率直に聞いてみました。
「この仕事は、ケアマネじゃなくても対応できるのでは?」
すると返ってきたのは、
「お願いしたいです。」という一言でした。
もちろん、連携や調整は大切な仕事です。
ただ、そのすべてを専門職が担う必要があるのかは、改めて考える余地があります。
午後からは、こうした連携のための連絡業務をバックオフィスで担えないか。
具体的な運用について検討する打ち合わせを行う予定です。
ケアマネジャーには、ケアマネジャーにしかできない仕事があります。
- 利用者や家族との関係づくり
- ケアプランの設計
- 多職種との専門的な連携
- 支援の質を高めるための判断
こうした本来の役割に、しっかり時間を使える環境を整えること。
それもまた、現場を支える大切な仕組みだと思っています。
専門職の力を最大限に活かすためには、
仕事の中身を分解し、役割を設計することが欠かせません。
現場を楽にする仕組みは、
こうした小さな気づきから生まれていくのかもしれません。
(しかし、午前中ずっと座って観察していただけで、結構いろいろ見えてくるものですね。)