
訪問看護ステーションの働きやすさを追求していくと、最終的に一つの問題に行き着きます。
それは 「移動時間」 です。
訪問看護は、利用者のご自宅へ移動してサービスを提供する仕事です。
そのため移動時間が長くなるほど、スタッフの負担は大きくなり、同時に生産性も下がってしまいます。
例えば、30分の訪問を考えてみます。
移動に20分かかれば、1件あたり50分。
移動が5分であれば、1件あたり35分です。
この差は、1日の訪問件数にも、スタッフの疲労にも大きく影響します。
つまり、訪問看護の働きやすさは
「移動時間」で決まると言っても過言ではありません。
移動時間を短くする方法
では、移動時間を短くするにはどうすればよいのでしょうか。
答えはシンプルです。
ドミナント展開です。
訪問看護ステーションを広いエリアに1つだけ配置するのではなく、
2km〜5km四方のエリアに拠点を集中させる。
このように地域に密着して拠点を増やすことで、訪問エリアを小さくすることができます。
その結果、
- 移動時間が短くなる
- スタッフの負担が減る
- 訪問効率が上がる
- 残業が減る
といった効果が生まれます。
訪問看護は「広く」ではなく「深く」
訪問看護の経営は、広域で展開するビジネスではありません。
むしろ逆です。
狭い地域に深く根を張るビジネスです。
2km〜5kmのエリアに集中して展開することで、
- 地域のケアマネジャー
- 病院
- クリニック
- 地域包括支援センター
との関係も自然と深まっていきます。
その結果、地域の中で信頼される存在になっていきます。
ドミナント展開は地域密着の極致
ドミナント展開とは、単なる出店戦略ではありません。
それは
「地域密着の極致」
だと考えています。
訪問看護は、人の暮らしのすぐそばにある医療です。
だからこそ、地域の中で深く根を張り、
その地域に必要とされる存在になること。
それが訪問看護事業の本質なのだと思います。
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