― 変則フレックスという経営判断 ―

現在、ご利用者様のご家族の多くは平日勤務です。
9時から18時、あるいはそれ以上働いているケースが一般的になっています。

その結果、何が起きているでしょうか。

  • 家族面談は夜間
  • 担当者会議は18時以降
  • 退院前カンファレンスも夕方以降

一方で、ケアマネジャーの勤務体系は「平日9時〜18時」を前提としたまま。

ここに構造的なズレが生まれています。

現場では、次のような言葉が自然に使われます。

「ご家族がお仕事なので、夜に伺いますね」
「仕方ないですよね」

これは一見優しさ(“善意”)です。

しかし、制度化されていない“善意”は、
必ず誰かの負担になります。

  • 振替を取得しない
  • 残業として適切に管理しない
  • 善意で対応する

その積み重ねが、静かな疲弊を生みます。

これはケアマネ個人の姿勢の問題ではありません。
経営設計の問題です。

家族の生活時間が変わったのに、働き方の制度が変わっていない。

ズレは、制度で解消する必要があります。

当社では現在、「変則フレックス制度」の導入を検討しています。

制度の骨子(案)

  • 月間総労働時間で管理
  • コアタイムなし
  • 夜間面談は正式な勤務扱い
  • 必ず振替を取得
  • 回数上限を設定

重要なのは、無制限にしないこと。
善意を前提にしないことです。

制度として設計し、管理し、運用する。

それが持続可能な組織づくりにつながります。

来週には草案を完成させ、現場とすり合わせを行う予定です。

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